石垣島のオンライン移住相談会に参加!聞いてよかったこと7つ

御神崎の風景

移住定住支援受託会社「ゆんたくガーデン」の石垣島オンライン移住相談会に参加

今回、移住相談会に参加して私達が質問した事や、他の参加者さんからの質問で為になった事をまとめて書いておきます。

これから移住相談会に参加してみようと思われる方は、どこの地域でも共通する事だと思いますので、参考にしてみてくださいね。

「聞いてよかったこと7つ」は…

  1. 住宅コストについて
  2. 移住エリアごとの住み心地
  3. 生活コストについて
  4. インフラについて
  5. 子育てについて
  6. 仕事について
  7. 移住のサポート体制

参加者は…

 ★単身男性(20代?)
 ★単身男性(30代?)
 ★単身女性(20代?)
 ★リタイヤ組の男性(単身かどうかは不明 60代?)
 ★私達(夫婦+3歳と5歳)

参加されていた移住希望者は5組で、私達のような子連れ移住の参加者はいませんでした。
①〜⑦の内容を下記に自分のまとめとして書いておきます。

「住宅コストについて」意外と高い! 石垣島での住宅事情

住むエリアにによっても差があるものの、全体として家賃がかなり高い。

「離島=田舎暮らし=家賃安い」ではまったくありません。

ママ

いや〜、大阪の家賃と変わらへんやん!

大阪在住の私の感覚でいうと、大阪とあまり変わらないとい感じです。

また単身者向けの1DK等は多いけど、家族向けの2〜4LDKの物件がとても少ないというお話でした。

またせっかく石垣島に移住するのだから「赤瓦の一軒家に住みたい!」と思う方もいると思いますが、いわゆる沖縄の昔ながらの赤瓦のお家はかなり探すのが難しいそうです。

移住相談の方のお話では
東京の方面から移住者は家賃が安いという感想で、
東京以外の地域からの移住者は家賃が高いという感想が多い」
との事でした。

また、家を建てるのは材料費の運搬代や人件費がかさむので、内地と比べてびっくりするほど高いというお話でした。

「移住エリアごとの住み心地」石垣島のどこに住む?

一口に石垣島移住と言っても、住むエリアについて住心地は全く異なります。

北・西部の暮らしと南部の市街地エリアでは生活のスタイルも随分と変わるので、自分がどんな暮らしをしたいかを具体的にイメージしてから場所を選ぶ必要がありそうです。

移住支援スタッフの方のお話では最初は南部の中心地エリアがおすすめ」ということです。

理由としては仕事や学校、買い物など何をするにしても南部の市街地エリアは便利で、島に慣れるまでは安心です。

せっかくの沖縄離島移住なら「海が見えて〜、赤瓦のお家で〜、お野菜育てて〜、のんびり生活」という様な暮らしに憧れる人もいると思うけど、そういう場所は様々な意味で移住者には最初はハードルが高いらしいです。

石垣の北部などの自然豊かなエリアに住みたい人も「最初は街の中心エリアに住んでみて、石垣の地域柄などしっかり見定めてからの二段階移住がオススメということです。

「生活コストについて」石垣島のスーパー 商品価格は結構高い!?

石垣島では生活コストに関しては、住宅と同じく意外とかかるそうです。

内地に比べると賃金が安いのに、離島は何にでも輸送費がかかるため物価は高い。

今はネットショッピングで離島に住んでいても何でも買えますが、送料が高く付くこともあり注意が必要だそうです。

ママ

Amazonのプライム会員は必須らしいで

パパ

大丈夫や!俺はもうプライム会員や!

石垣島は車社会ですが、ガソリン代も内地より1割ほど高いようです。

食品に関しては、地元で取れる野菜や果物などは市場や無人販売でびっくりするほど安く買えたりもしますが、それ以外の内地から運ばれてくる野菜や果物はやっぱり割高感があるそうです。

水光熱費なども内地ならば、電気やガスをまとめたり、携帯とセットにしたりと選択肢もありますが、石垣島などの離島では「あまり選択肢は多くない=競争原理が働かない」ということでお高くつくイメージです。

と、ここまで生活コストの高いことばかり書いてきましたが、

ほぼTシャツで過ごせるので衣服にはお金があまりかからなない。
地元で採れるものは物は安く手に入る
仲良くなると野菜や果物を頂けたりする
お金のかかる遊び場が少ない
島の中ではどこへ行くにも近い



…などなどの理由で、そんなにお金のかかる生活にはならないとおっしゃっていました。

何より、内地から時間とお金をかけてやってくるリゾートの島に住めるならそれだけでお得な感じはしますよね〜。

「インフラについて」石垣島はインフラがかなり整備されているけど、台風の心配はは?

生活インフラや買い物についてはお話を聞く限り全く問題なさそうでした!

一番怖いのは台風でインフラが止まってしまうことですが、もちろん家の台風対策は必要だけど、台風自体が年々減っていて、昨年度は上陸した台風は1つしかなかったとのことでした。

また年々インフラ整備が進み、水や電気が止まることは少なくなってきているそう。一時的に止まっても、復旧までが早くなってきているそうです。

ガスはプロパンなので基本的に各家庭にあるため、家のプロパンが壊れない限り止まることが無いと教えて頂きました。

携帯の電波に関しては街の中心エリアでは基本的にどの携帯会社でも大丈夫で、格安スマホでも問題なさそうですが、北西部などに行くとやはり電波の届かないところもあるようです。

夫は仕事柄、動画をネット回線を通してやり取りするので、インターネット事情を心配していましたが、回線速度や回線を提供している会社については詳しいことがわからず、もう少しリサーチが必要な感じでした。

街の中心エリアに住むと24時間営業のマックスバリュや街の小さな商店もあって、ドラッグストアもたくさんあるので食料品や日用品は全く問題ないそうです。

交通手段は公共交通機関としてバスとタクシーがありますが、バスは本数が少なく、全てのエリアをカバーしているわけではないので、車は必須で家族で2台持ちも多いそうです。タクシーは観光客の利用が多いこともあって、結構たくさん走っていて、料金も初乗り470円と安く便利だそうです。

ただ、今回の移住相談会でお話してくださった方は「原チャリ生活で問題ない」とおっしゃっていました(笑)。

「子育てについて」石垣島は子沢山の島。子どもに優しい島。

私達は小さな子ども2人も一緒の移住なので、大きな課題の一つに子育て環境がありましたが、石垣島には保育園(こども園)はかなりたくさんあり、小学校中学校ともに地域に根ざして、勉強だけでなく部活も盛んでしっかりと教育されていてるそうです。

高校は公立校が3校あります。高校・大学へ進学するタイミングで島外へ出ていくパターンが多いそうです。

一ヶ月前まで移住なんて考えもしなかった私達が、現在5歳と3歳の子ども達の高校まで見通せる訳もなく(笑)、石垣島の人々は子どもに優しく、地域で子どもを育てていくことのできる島だという点で問題なしと判断しました。

島では3人兄弟や4人兄弟も珍しくなく、出生率が高いそうです。また共働き家庭が多いため、保育園では待機児童問題もあるようです。

子どもの保育園事情などに関しては、もう少し下調べなくてはいけないなという感じでした。

「仕事について」仕事はどうする?石垣島の求人状況

相談会に参加されていた若い方たちは仕事があるかを心配されていましたが、コロナ禍の現在は観光と飲食の募集は減っているものの働き口はたくさんあるというお話でした。

また旅行者が戻ってくれば、観光と飲食もすぐに復活してくると思います。

ただ内地に比べるとどうしても賃金は安いので、ダブルワークやトリプルワークは石垣島では普通のことらしい…。

石垣島に移住してから起業する人も多く、「本業+副業」のパターンの方も多いようでした。

もちろんハローワークやネット等でも探せますが、島は人と人とのつながりが多くできるので、人からの紹介で仕事が見つかることも多いそうです。

寮付きの職場も多数あるので、家はこちらに住んでみてから考えたい人や、家と仕事を一緒に決めたい人には便利ですよね。

少し検索してみると様々な業種の求人が出ていますが、特に保育士資格を持っている方は県外からの移住者に補助金が出るので、保育士をされる方はお得!(ただし、予算上限に達し次第締め切り) 
介護職も募集が多い感じがします。

私達の場合は、現在の仕事の中でリモート可能なお仕事を持って移住するので、移住後すぐに職探しをする訳ではありません。

だけど、地域に根ざした暮らしをしたいと思っているので、移住して少し落ち着いたら仕事探しをしてみようと思っています。

これからリモートワークの求人も増えてくると思うので、好き場所で暮らしながら自分にあった仕事を探せるといいですよね。

「移住のサポート体制」石垣市では移住者支援の窓口もあります

サポート体制に関しては沖縄県が主体の移住者支援サイトや、石垣市独自の移住者支援サイトもあるので様々な情報がそこから得られます。

石垣市には相談窓口もあり、個別の相談にも答えてくれます。

今回参加したオンライン移住相談会は、一般財団法人「ゆんたくガーデン」さん主催ですが、石垣市からの移住定住支援事業を受託され開催されていますので、「ゆんたくガーデン」さんでももちろん相談に乗ってくださります。

私達はこの相談会に参加する前に「聞きたいこと・相談したいこと」のアンケートを提出してから参加したのですが、その質問にも丁寧に回答してくださいました。

他人に聞かれたくないような件に関しては、個別にも対応して頂けるようです。

参考サイト

おきなわ島ぐらし沖縄県公式の移住応援サイト。移住したいと思っている人向けに、色んな島の情報がまとめられている。沖縄県内の様々な場所でで自分に合う移住先を探す参考に!

垣市移住定住支援ポータルサイト石垣市公式の移住支援サイト。移住へのステップや石垣市の様々な情報や移住者向けイベントなどを紹介しています。


ゆんたくガーデン…石垣島への移住者サポートを市からされている一般社団法人のサイト。私はこちらの移住者相談に参加。移住後のサポートや自然環境保護の取り組みなどもされている。

【感想石垣島オンライン移住相談会を体験して

今回の相談会は移住生活を夢見るけど、まだ具体的に計画ができていないレベルの人達が集まっている感じで、ふわ〜とした話が多く、移住の夢が膨らむ相談会でした。

参加してみると石垣移住へのワクワクが強まって、これからが更に楽しみになりました♪

移住の基礎知識を手に入れた上で、次は何をすれば移住実現に近づけるのか…

ママ

まだまだ調べることがいっぱいあるわ〜

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